昨日、犬をつれて町の高台にある公園に、散歩に行きました。公園に着いた時には日が傾き、西には山の稜線に残照、東には港の明かりが輝いていました。私は傍らの夫に山を指差して、「あれは、地平線?」とたずねました。夫はそうだと答え、北の方角を教えてくれました。地平線と海岸線が両方見える。「夏になったら、山の向こうの、西側の海に行こう」と言って私は、見晴台を下りました。
帰り道、「世界は美しいもので満ちているね」と、暗くて顔が見えないのをいいことに、私はちょっと詩的に言ってみる。夫は「美しいものが美しく見えなくなることもあるんだ」と言う。「見えないの?」と私が聞くと「そうじゃなくて、精神的なものが大きいってことさ」と言う。
(でも今日はふたりで美しいものを見たから幸せだな)と思って、家路を急ぎました。だって、寒かったんだもん。鼻水出ちゃって、tacchann はちっとも美しくなかったわ。

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